卒業する前に教えて!M2のお兄さん・お姉さん!
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科で、7回の勉強会を開催しました。最終回が無事に終了し、中村陽一先生も来てくださったので記念写真をパチリ。
勉強会「修士論文の話しを聞こう会」は、私の発案による自主企画で行いました。
21世紀社会デザイン研究科に通う学生は、様々な分野で社会的課題の解決に向けた実務や活動に取り組まれている方ばかりです。修士論文では、各々が取り組まれている活動に関して大学院での学びをもとに、先行研究と調査を通じて結晶化させた成果がまとめられます。その成果を聞かないで卒業させてしまうのは勿体ない!
まずは発表者と場所を手配しました。修士論文を提出して卒業を迎えるM2の先輩方にお声かけをして、学内の教室を借りるべく奔走しました。結局、一般教室を借りることは難しくて院生が専用で使える部屋を確保しました。
日程と発表者が決まったところで、チラシと申込フォームを作りました。結構な労力でしたが、わりと好きな作業なので、あまり苦ではありません。
一方で苦痛に感じたのは、勉強会の参加対象者となるべきM1の反応が乏しかったこと。FacebookグループやメールでM1の同級生に案内を送り、M1全員が集まった懇親会でチラシを配りました。しかし、私が告知を始めたタイミングが授業レポートの課題提出期間に重なり、皆レポートで目一杯だった様子でリアクションがない。事情は分かりつつも、落ち込みました。
「これは外れ企画だったか」と思い、中止を考えました。たとえ参加者が私一人であっても実施するつもりで始めた企画でした。しかし参加者がいなければ、協力してくださったM2の方々に申し訳が立ちません。始める前は心が半ば折れた状態でした。
でも実施してみると、これは実に有意義な企画でした。初回のみブログでレポートしましたが、それ以降の六回も中身が濃くて充実した時間でした。
(→「有志企画『修論の話しを聞こう会』初回を開催しました」)
各回のテーマは次になります。
- 地方移住
- オジサンをデザインする
- 就労支援に協力するプラットフォームづくり
- 私らしくって?女性の活躍ってなに? 中年期子ども無し夕食女性のライフストーリー分析
- いじめ経験を乗り越えて
- 持続可能な地域振興
- 住民参加型!生ごみの地域内資源
それぞれの研究テーマの広さや多様性、許容度の高さが21世紀社会デザイン研究科の魅力なのだと改めて感じ入ることができました。院生専用の部屋で行なった為、一般の方々にも聞いてもらえることができなかったのが惜しかったです。
M2の先輩方が自身のテーマに向かって真摯に研究されていた姿勢が伝わり、襟を正したい気持ちになりました。
修士論文の作成アドバイスについても授かりました。M1にとっては修論の書き方や調査の進め方が最も気になるところで、質問もそこに集中しました。「修論は早めに始めるべし」が共通したアドバイスでした。
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