パパ料理研究家・滝村さんにFJパパインタビュー!6月25日トモショクProjectキックオフ!!

FJの活動で料理の領域を勝手に担い続けて10年。
「FJと何かをしたい」という想いはありました。

パパ料理研究家の滝村雅晴さんに、FJパパインタビューしました。今回もすこぶる濃い内容でした。

滝村さんはファザーリング・ジャパンの立ち上げメンバーで、パパ料理を広める活動を多方面で展開中。

先日はNHKあさいち生出演が話題になりました。(2019年5月20日放送「夫と『料理シェア』、どうすればうまくいく?」

滝村さんが主宰する「パパの料理塾」は、7期生を募集中。

FJトモショクProjectを立ち上げ、活動がさらに加速しています。

FJと出会ったきっかけは?

娘が生まれて、料理を始めました。最初は趣味料理でしたが、家族のために作る料理を「パパ料理」と名付け、同時に「パパ料理研究家」としてブログで情報発信を始めました。(ブログ「ビストロパパ〜パパ料理のススメ〜」

パパ料理のおかげで自分自身が変わり、幸せになった。この生き方を広げたいと思っていたときに、新聞の夕刊に安藤さんがファザーリング・ジャパンを立ち上げる、という記事を見ました。

当時の安藤さんは企業勤めでしたので、記事のテーマは「二枚目の名刺」。ソーシャルな活動で「笑っている父親を増やす」とありました。

ぼくも会社を辞めるつもりはなかったので、「仕事をしながら、パパの笑顔を増やす」というのは、まさにぼくがやりたいことをカタチにしていると思ったんですね。

安藤さんの名前をどこかで見たことがあると思って調べると、新卒で入った会社の先輩と分かりました。連絡したら「会おうよ」と。私が勤めていたデジタルハリウッドの受付でお会いしました。

その頃、ぼくは『ワンピース』にハマっていて。

安藤さんがパパを笑顔にする船出をされたので、「ぼくはサンジ役で船に乗りたい!」と言ったんです。安藤さんが海賊王になるのか、分からないですけど(笑)

*下の画像は one piece.com「キャラクター」サンジのページより

料理という武器で「パパ×料理」と伝えたら、「うちにも料理がすごく得意なパパがいるよ」と。それが、ヒゲさん(初代理事の田中尚人さん)でした。

最初のミーティングが絵本ナビの会議室で行われました。メインの理事以外は、ぼくと岩佐さんがいました。

NPOを作る際に社員名簿が必要ということで、NPOの社員に名前を連ねました。初期のメンバーでは他に、駒崎弘樹さんもいます。

そのとき影響を受けた人はいますか?

安藤さん、田中さん、川島さんの3人です。安藤さんはいわずもがなです。

川島さんは仕事をバリバリこなしつつ、家族を大切にしながら、野球コーチやPTA会長もしている。川島さんの働き方をみて、ワークとライフ以外にソーシャルがあると気づけました。

あと、川島さんは料理もされています。会社に勤めながら活動している点でも、ぼくのモデル的に川島さんが近かった。

川島さんは三つのエンジンを回しているのに、ぼくは一個しかない。それで、ワークライフ&ソーシャル・バランスという風に、自分の中で言い出すようになりました。

そうしているうちに、自分のパパ料理の思いが強くなり。このタイミングで自分がこれを本業にしないと誰かがやってしまうぞ、と思ったんですね。

2008年夏に会社を辞めることに決めて、翌年3月末に退社。2009年4月3日に株式会社ビストロパパを会社登記しました。創業10周年を迎えたところです。

FJとの今の関わり方は?

いまFJで料理に特化しているのは、ぼくだけです。

FJが目指す大きな活動のなかで、料理の領域を勝手に担い続けて10年といった感じです。もちろん、料理講習の依頼が来たら講師役で振られるベタな役割もあります。

ただ、ぼくのなかでは「FJと何かをしたいな」という想いはありました。料理というコアなところから、さらに広がっていく枠組みをFJで作ってみたい。

そこで温めていた企画が、トモショクProjectです。

たぶん、これを5年前に始めていたらタイミングが早すぎて、世の中から「何それ?」という反応になったと思います。

いまは働き方改革など、社会の後押しがあります。この活動は10年後に、ひょっとしたら当たり前になっているかもしれない。

ビストロパパ社ではなく、FJで行う意味は?

ぼくの会社で行うと、ぼくの会社プロジェクトで収まってしまいます。でも、FJで行うと「社会的に変えていこう」という文脈がつくんです。

ブランディング的にも、FJと絡める方が行政も関わりやすい。かなテラスのイベントがまさにそうでした。
(→神奈川県ホームページ「男性×家事育児×オープンイノベーション・コンソーシアム定例会」

最近のFJイベント、例えばイクボス企業同盟でトモショクProjectのプレゼンをさせてもらったり、懇親会にも積極的に参加しています。


その他、インタビューでは沢山の話題があり(文字起こし9千字超)、PRコンサルタントでもある滝村さんから様々なノウハウを伝授されましたが、今回は割愛します。

そしてそして、

トモショクProjectのキックオフシンポジウムが6月25日に開催されます。

家族でトモに食事ができるムーブメントを創る仲間になりましょう。私も参上します。

以下、トモショクProjectのWEBサイトから案内を転載します。

NPO法人ファザーリング・ジャパン新プロジェクト
トモショクProject キックオフシンポジウム開催

 

  • 主催:NPO法人ファザーリング・ジャパン
  • 日時:2019年6月25日(火) 14:15受付 14:30開始 16:30終了
  • 場所:文京シビックセンター26F スカイホール
  • 住所:東京都文京区春日1‐16‐21
  • 交通機関: 東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分 JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
  • 定員:50名(先着順)
  • 参加費:無料

<申込方法>
①Peatixから無料チケットを申し込む。
https://tomoshoku190625.peatix.com/view

②トモショクProjectホームページの下記フォームから申し込む。
http://tomoshoku.jp

 

<参加対象者>
・トモショクProjectに興味がある、個人、企業、団体
・トモショク宣言を検討している企業、団体、大学、自治体の関係者

 

<トモショクProjectとは>
働きながら父親や、共働き家族が、家族や友人と食事を共にする時間が作れる、働き方・生き方を推進する、父親支援のNPO法人ファザーリング・ジャパンの新プロジェクトです。

 

<スケジュール(予定)>
14:30~ 挨拶
トモショクProjectリーダー 滝村雅晴|パパ料理研究家|株式会社ビストロパパ代表取締役
NPO法人ファザーリング・ジャパン代表 安藤哲也

14:40~ トモショクProject概要説明 滝村

15:00~ シンポジウム
テーマ「なぜ今、トモショクが必要か。トモショクで変わる父親の働き方」(仮)
登壇者情報随時更新

15:30~ 休憩

15:40~ 参加者ワークショップ
テーマ「私のトモショク術」(仮)
各テーブルファシリテーター:ファザーリング・ジャパンメンバー

16:10~ 参加者トモショク宣言/振り返り

16:30 終了/アンケート回収/ネットワーキング

~17:00 撤収

 

先の国会で成立した働き方改革関連法案により、労働基準法が改正され、労働時間の上限規制が設けられ、社会全体として、長時間労働を削減するための流れが起こっています。

 

長時間働くことで、1日中ひとりで食事をする「孤食」が増えている現実もあります。 そこで大事なことは、「なぜ長時間労働を削減するのか」の理由です。

 

個人が自分の趣味や生活として自由に使える時間があることが大切です。そして、特に夕食を家族や友人などとともに食事をする機会が勤務後にある暮らしは、豊かな人生に繋がり、結果的に仕事の生産性もあげていくのではないでしょうか。

 

社会のインフラや環境も整い、働く場所や時間も自由になってきています。仕事のために暮らしを変えるのではなく、楽しく食卓を囲むために、働き方を変える。これこそが生き方改革につながります。

 

働きながらも、夕食を家族や友人と食卓囲み食事をする生き方をすることで、生き方改革を進める、共に食卓を囲む時間や回数を増やすプロジェクト、「トモショクProject」を立ち上げます。

 

人生100年時代をイキイキと過ごし、日本の未来をトモに作っていきましょう。

 

NPO法人ファザーリング・ジャパン トモショクProjectリーダー
パパ料理研究家 滝村雅晴

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