フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん講演会

ずし平和デーの投稿が続きます。フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんの講演会がありました。主催の「逗子・葉山九条の会」作の看板、力がこもっていました。

演題は「戦火の苦しみから学ぶ」。カンボジア、陸前高田、シリアの状況について、美しい写真とともに説明がありました。安田さんが現地に通われて親しくなった人たちのエピソードが数々紹介され、聴衆の胸に響くものがありました。

何より驚いたのは、お話しがものすごく上手だったこと。洗練された言葉に無駄がなく、丁寧な口調で親しく語りかける場面とシリアスに語る展開の巧みさ等々。学んだことが多かったです。質疑応答の際の相手を気遣う話し方も見事でした。

質疑応答で、先生をしているという男性から「安田さんの言葉のセンスはどのように磨かれたのですか？」という質問がありました。私も知りたいことでした。すると、「今日は会場に母がいるのですが・・」と第一声があった後、「子どもの頃に毎月300冊の絵本を母が読んでくれたから」と、意外かつ素晴らしい回答。

「サンデーモーニング」のコメンテーターなどテレビでもご活躍の安田菜津紀さん。YOUTUBEで検索すると「情熱大陸」の映像がありました。

安田菜津紀さん、とてもチャーミングで、逗子のファンが増えました。講演後のサイン会、行列ができていましたよ。