逗子高校の二年生から地域インタビューを受けました。親父ギャグは封印で

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10月25日に逗子文化プラザ・なぎさホールで逗子市内・葉山内にある中学・高校の合同音楽祭がありました。吹奏楽部が盛んな地域らしく、それぞれ見事な演奏をされていました。なかでも逗子高校の吹奏楽部は緑のブレザーで格好よく登場し、OBのサッスク奏者・田口雄太さんご出演もあり、なかなかのものでした。

と、逗子高校の話題から振ったのは、逗子高校の生徒さんから地域インタビューを受けたのでした。逗子の地域人材(=逗子で活躍されている方)に対し、小グループで個別インタビューを行う活動を逗子高校が展開しています。私も、その地域人材の一人に選んでいただけました。

地域インタビューの仕掛け人は、逗子高で地域連携コーディネーターを務める村川真理子さん(下写真、右の方)。逗子高の玄関で偶々遭遇しました。ついでに、11月29日「ZUSHIチャペル音楽祭」の宣伝も。

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夕方、吹奏楽部が練習する音が鳴り響く放課後の教室で、二年生の女子生徒3名からインタビューを受けました。みなさん、素直で可愛いらしかったです。(*プライバシーの問題があるので生徒の写真は撮影しておりません)

インタビューは、前もって私の調査をしてくださったようで、質問が用意されていました。冒頭の質問は「市民協働コーディネーターは、どのような仕事をされているのですか?」。私にとっては痛い質問で、「市民協働」「行政」「ファシリテーター」などの用語を、高校生にスッと腑に落ちる説明ができていないと気付かされました。(*「コーディネートはこうでねぇと」といった親父ギャグはかましませんでした)

ちょうど読んでいた山崎亮さんの最新刊で、「コミュニティデザイナー」の説明がなかなか上手くできない時期があって腐心した、といった記述がありました。私も精進しなければ。

続いて、ファザーリングや聖心女子大学キャリアカウンセラーに関する質問に移りました。こちらは、高校生が身近に感じてもらえる説明が上手にできました。「素晴らしいです!」の声も出ました。(*それでも、高校生相手につい、オチやウケを狙って話してしまう「40男」はイタかったと自覚します)

最後に「私たちのような高校生に何かアドバイスはありませんか?」と質問がありました。私は「アドバイスはしません。私はカウンセラーをしていますが、カウンセリングでアドバイスをしても、9割の人はその通りに実行しないですから」と回答。すると戸惑った顔をしていたので、オジさん特有のしたり顔な発言だったと反省し、違うことを話しました。(*忘れられないようなイイ話しだったのですが、何を話したのか家に帰ったら忘れました)

30分ほどでインタビューを終えて校舎を出ると、別グループからインタビューを受ける川島ゆみこさんが自転車で颯爽とやってきました。川島姉さんのインタビューを受けた高校生は、きっと良い刺激をもらって元気をもらえたことと思います。

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一対多の授業はどうしても一方通行になり、生徒は受け身になるものです。その点、今回の地域インタビューは、少人数の高校生と地元の大人が対話することで、顔と顔がしっかりつながった手応えがありました。こうした機会をつくってくださった逗子高と村川さんに感謝ですネ。

 

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